厚生労働省の中央最低賃金審議会は、7月30日の議論の結果、
地域別最低賃金を全国平均で27円引き上げて、時給901円とす
る目安を示しました。
今後、都道府県ごとに協議が行われ、例年とおり改定される
予定です。
全国平均が初めて900円を超えました。最も高い東京都は1,013円
で、次に高い神奈川県は1,011円と初の1,000円超となります。
一方で、17県は引き上げ後も700円台と、地域格差はさらに拡大し
そうです。
物価と言っても、生活感としては都会と、田舎でそんなに大きな
差がないことが、実感としてあるようです。
賃金格差が広がり、都会に人材が集中することが懸念されています。